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【英国】バラクータのG9をレビュー!【コーデ】

ファッション

皆さまゴルフはされますでしょうか

昔はサラリーマンたるものゴルフの一つでもと言いましたが、それも昔

私はもっぱら打ちっぱなし族でして、たまにストレス発散に行くのです(1年に1度くらいw)

(その頻度でありながら)何事も形から入るクチでしてね、叩き売りされていた自慢の7番アイアン(唯一持っている)を携えていくわけでありますが、勿論服装にも抜かりはない

 

打ちっぱなしに何を畏まって着ていくって?

 

バラクータ G9で決まりでしょ!

バラクータ(BARACUTA)とは

既知の方も多いだろうが、簡単にバラクータというブランドについておさらいだ!

1937年に英国のマンチェスターで、ジョンミラー氏により設立された

元々かの有名なバーバーリーやアクアスキュータムといった、コートの製造に携わっていたこともあり、そのノウハウを活かして防水加工を施したゴルフウェアを作り出した

この時点でバラクータのG9が出来た理由も分かる訳で、上記2社のウェアのアイコンと言えば

  • タイロッケン
  • キングスウェイ

といったトレンチコートで、今では同じみ”ギャバジン”や”Aqua5”といった加工技術

企業同士の繋がりでこうやって技術開発が進んでいくのかな、なんて思ったり

 

その後暫くした1948年に、ゴルフウェアとしてG-9が誕生したって話

そしてなんとこのG-9は

全てのブルゾンの原型

とも言われており、とても由緒あるブルゾンなのである!

設立からもうすぐ1世紀になろうとしているが、未だにその人気は衰えず、

伊勢丹やセレクトショップ等で販売されており、同じ英国ブランドのBarbour等とのコラボも盛んだ!

幾多の著名人が愛したハリントンジャケットG-9

因みにこのG-9は、別名ハリントンジャケットともいわれており、

それは1960年代のアメリカのドラマ「ペイトンプレイス物語」にて、

ライアン・オニールが演じたロドニー・ハリントンという登場人物がバラクータのG-9を着用していたことから、その名で有名になったそうな!

世界中で愛されるハリントンジャケット

これまで数多くの有名人が着用しており、特に有名なのが「スティーブ・マックイーン」

こちらは映画「華麗なる賭け」にて着用

他にも

  • デビッドボウイ
  • イギーポップ
  • アーネストヘミングウェイ

といった著名人が着用していた

日本では高倉健!この着こなしがまたカッコイイのだ!

余談:日本では”スイングトップ”とも呼ばれるが、これは和製英語らしく、海外では通用しないらしい!

バラクータG-9の特徴について

それでは名作ハリントンジャケットを見ていこう!

全体像はコチラ

素材は伝統のコットン、ポリエステル混合

クールマックス仕様

タータンチェックの裏地

ハイ、パッと見た時にどこに目が行くか、アンケートをとったら100人が100人答えるであろう

鮮やかなタータンチェック柄

これが好きで買う人も絶対いるはず(私だ)

Barbourといい、バラクータといい、男の子はどうせこういう裏地がすきなんでしょう?

ジャンパーを羽織った時にチラリと見える、赤いタータンチェック柄

これがG-9をG-9たらしめるもの!最高にいかすぜ!

裾と袖はリブ仕様

ただオシャレなだけじゃない!

その生い立ちはゴルフウェア、ならばゴルフに適した作りであるはずだといことで、裾と袖はリブ仕様になっている!

流石、抜かりない!

これにより体にフィットし、ジャケットがゴルフのスイングの邪魔をすることはない!

寒い日には冷たい風をシャットアウトしてくれるのは嬉しいところ

ラグランスリーブとアンブレラカットバックヨーク

肩周りはラグランスリーブで、ストレスなく着ることが出来る

これもゴルフを意識した設計ですね

背中部分の波のような箇所は「アンブレラカットバックヨーク」

防水ウェアの流れを汲んで、雨などの水滴を流れやすくするためのデザインです

傘の様な見た目をするからアンブレラカットヨークというんですね!

流れるようなリフで雨を受け流すその姿はまさに、カットバックドロップターン!(変わりゆく季節が~

ここには若干の隙間もあり、通気性が保たれている

雨の日のゴルフでも安心というわけだな!

ドックイヤーカラーの襟

襟の部分はチンストラップがついたドックカラー

襟の形が犬の耳に似ていることが由来で、そのような名前になっている

ジップを上まで上げて、チンストラップを閉めれば防寒性もUP!

オリジナルファスナー

ファスナーはBARACUTAオリジナルの物

ジップを閉めるときに、思わずニヤリ!こういう細かいところが所有欲を満たしてくれるってね

バラクータ G9のレビュー

購入後数年着用している私が、このハリントンジャケットについて思うところを・・・!

MADE IN ENGLAND

やっぱり所有欲を満たしてくれるのが嬉しいところ

その歴史的な生い立ちも含めて、他のハリントンジャケットにはない特有の価値があると思っています!

(この手のヒストリーで付加価値を付与してくスタイル)

ハリントンジャケットといったら、BARACUTAという雰囲気もあるので(他はラルフとか)、やっぱり定番を抑えておくのは間違いないと思います

そして嬉しいMADE IN UK

産地に拘りのある御方も、コレにはニッコリ

デザイン良し!機能性良し!

何もヒストリーに惚れ込んでいるだけじゃない!

ファッションアイテムとしての側面もバッチリで、コーディネートでの活躍の幅も広い

ともすれば若干オジサン臭くなってしまうところもあるが、昨今のレトロブームを追い風に、組み合わせで十分回避可能!

チラリと見えるタータンチェック柄はやっぱり可愛いし、女子受けも悪くないはずw

付属のハンガーだけでもテンションがあがるのだから、着てテンションも上がりますよそりゃあ

機能的な観点で言うと、COOLMAXが採用されている

COOLMAX(クールマックス):吸水速乾に優れた高機能素材

素材もコットンポリ配合でお手入れもし易く、とても軽い!

オリジナルピンバッチがカワイイ

近年のテック素材の様にはいかないか

ここまで色々良いところをレビューしましたが、やっぱり気になる所はある訳で、正直に!

元々雨天時のゴルフを想定したディテールが満載なのだが、若干の古臭さは否めない

近年のハイテク素材の真価は著しく、そういった要素を期待すると、期待外れの可能性があるぞ

勿論、多少の雨は弾いてくれるが、少し強い雨だとしっかり濡れる

これを着て雨天のゴルフには間違っても行ってはいけないので、ご注意されたし

それに伴って価格は決して安くはない

G9を好んで着る人はその「見た目」「歴史」「所有欲」「製造工程」といったものに恋している人が多い筈!

若干の機能性も有るとは思うが、上記点が価格設定のベースになっていると思慮、そのあたりを理解できない場合は、少し割高に感じるかもしれません!

サイズ感について

バラクータはその製造年代でサイズ感が微妙に違う

特に2013年頃からイタリアのアパレルメーカーの資本が入っているので、イタリアチックなサイジングになっております!

バラクータG9のサイズ感
  • 2000年以前
    ゆったりフィット

    アーカイブフィット

  • 2001~2012年
    ややスリム

    クラシックフィット

  • 2013年~
    スリム

    クラシックフィット or スリムフィット

現行のものをマイサイズに当てはめた場合、

2000年以前は2サイズ、2001年~2012年頃の物は1サイズ下げたほうがいいかもしれません

この辺は実寸と試着でご確認下さいませ

年齢を重ねればそれだけG-9にハマってくると思うので、オススメは少し大きめ!

私が所有しているのは2013年以降のモデルで、サイズは38

若干ゆとりがあるサイジングで、中に薄手のニットを着用可能!

冬に着ることはないので、これくらいでベストかなと

コーデ例

私が所持しているG9のカラーはタン”

所謂ベージュカラーです

なんにでもあう懐の広さがありますが、特にボタンダウンとの相性は良好かと

Shirt:BrooksBrothers

アメトラルックよフォーエバー

 

上記ルックスの方がしっくりきますが、汎用性が高くシンプルなので、足元を強調しても

トリッカーズにロールアップで視線高めに、足長狙い(笑)

イギリスのアイテムはコーデを上品に仕上げてくれます

まとめ

バラクータのG9、いかがでしたでしょうか

春・秋・初冬とかけてスリーシーズン着用可能!

クローゼットに鎮座するだけで満たされる所有感!

困った時にさらっと羽織れるお手軽さ!

ライトアウターとして、非常にオススメでございます!

サイズカラーも豊富で、色違いで買う人も多いですね!

そのうち私もグリーンあたりを追加しようと思っています(笑)

じーないん、じーないん、なさけ~むよう~

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