皆さまご機嫌いかがでしょうか。
この時期は紅葉シーズンということもあり、ジュースを片手に紅葉狩りというのも粋なものですな!
しかしそんな時に悩むのが服装、外にいると朝晩は冷え込むし、ダウンを着るほどでもない・・
そんな秋の我儘気候にピッタリのアイテムをご紹介!
それでは皆様ご唱和下さい!
天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ! ROCKY MOUNTAIN FEATHERBEDのダウンベストの紹介だ!!!
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)とは
Rocky Mountain Featherbedは、1960年代後半、アメリカのワイオミング州ジャクソンにて誕生した歴史あるブランド!
当初はカウボーイ向けに製品を提供していたそうな。
ロッキーマウンテンといったらCHRISTY VESTがあまりにも有名!町で見かけたことのある方もおられるのではなかろうか!?
襟にフワフワがついて、レザーで切り替えられていて、まさにカウボーイが着ていそうな風貌、現代版の馬とも言えるバイクとの相性はバッチリですなぁ!
こんな滅茶苦茶カッコいい製品を提供していた同社ですが、なんと一度ブランドを畳んでしまうのだ!
だがしっかし!数十年の時を超え、2005年になんとここ日本で復活を果たすという胸熱展開をみせる!
まさに改造人間として蘇る仮面ライダーバリの展開(笑)
蘇らしてくれた35SUMMERS様には感謝申し上げます!!
——アメリカで誕生したブランドを、日本で蘇らせるにあたりさまざまな苦労があったのでは?
出典:https://tcd-theme.com/2020/09/smash-balloon-social-photo-feed.html
オリジナルの創設者が、一切資料を残していなかったんです。このブランドが’90年頃に姿を見せなくなり、情報はゼロ。ヴィンテージコレクターにして当社の代表である寺本欣児が復刻を実現させたのですが、現物を見て製作するしかない。そこで寺本が長年にわたり大量に収集してきたコレクションがサンプルになったわけです。
実際、オリジナルがいつからスタートしていたかも、ゴアテックス社の素材を採用した「ロッキーマウンテン フェザーベッド」製マウンテンパーカに付けたラベルの種類によって、なんとなく’60年代後半と判断しているだけ。ゴア社は年代によってタグのデザインが変わるから、という手がかりだけなんですよ。
復活にはかなりご苦労されたようですが、今なお精力的に活動されており、頭が上がりません!
資料なしの状態から、現物を見て復刻させるって並大抵のことではありませんよ!
このストーリーだけで、ロッキーマウンテンというブランドについての魅力は伝わったと思います!
ロッキーマウンテンのダウンベストのご紹介!!!
ブランドのアイコンともいえるアイテムは、前述したCHRISTY VESTなのですが、今回は別のダウンベストをご紹介!
その名も・・・
JS VEST SYN – TWEED!!
こいつは別名6 MONTH ベストとも呼ばれており、文字通り6か月の着用を可能とするダウンベストだ!
主に1-3月、9-12月が活躍期間となるだろうか。
春秋にはアウターとして、冬にはインターダウンとして、まさにワードローブのエースと呼ぶに相応しい!
この山が描かれたロゴが所有欲を満たしてくれる
素材について
所謂インナーダウンといわれる、コンパクトな此奴。
インナーダウンと聞くとテカテカのあいつを思い浮かべる方もおられるかもしれませんが、此奴はポリエステル100%にして、ツイード調の外観!
トラッドな皆さんはツイードベストを着用することも多いだろうが、それと変わらない感覚で着用が可能であり、全体のコーディネートのバランスを崩すことなく、暖かさも確保できるという!まさにエースと呼ぶにふさわしい(2回目)
実際に着用してみるといかがだろうか!?
ダウンを着ているとも思えないくらい馴染んでいるように見えるぞ!
いかにもポリエステル感のあるテカテカのインナーダウンに比べ、これならジャケットの下やキレイ目コーデにもマッチするのではなかろうか!
素材をアップで見るとこのような感じだ!
私が所持しているベストは、ブラウンズビーチのベストの様なゴマ柄になっている。
アメカジとの親和性は200%マッチですな!
裏地もしっかりとあり、着用時のストレスはフリーだ。
サイズ感について
気になるサイズ感だが、1723㎝、65㎏の私はサイズ38を着用している!
38というと所謂Mサイズ、こちらで大きすぎることもなく、ジャストサイズとなっている!
大きすぎるとインナーダウンとしての取り回しが難しくなるので、ご注意を。
シャツの上に着てみるとこんな感じだ!
このようにシャツの上から着たり、Gジャンなどの上に重ねてアウターとして着たり、インナーダウンとアウターダウンとしての両方の使い方が出来るサイズ38がベストだ!
これがワンサイズ大きくなると、アウターとしては使いやすいが、インナーとしては扱いにくくなるであろう!
マイサイズを見つけて欲しい!
筆者はユニクロのインナーダウンはMサイズを着用している
サイズ選びの参考にしてほしい
暖かさは!?
ダウンと聞いて皆様気になるのは暖かさ、つまりFPなのではなかろうか?
FPとは、ダウンの暖かさを図る指標だ!
条件によって異なるが、数字が大きくなるほど暖かいという考えで良い筈だ!
所謂キン肉マンでいうところの超人パワーだな!
フィルパワーとは、羽毛の「かさの高さ」のこと。フィルパワーが高いダウンは押したときに元に戻ろうとする反発力・復元力が強くなります。一般的に、アウトドアブランドなどの高級ダウンにはこのフィルパワーの記載があることが多いです。
フィルパワーはFPという単位で表すことができます。これは1オンス(=約30g)あたりの体積で表され、数値が高くなるにつれ保温性が増します。
https://cl-takuhai.com/donwjacket_filpower
600~700FPあれば街中で着るのに最適な温かさが得られるレベルです。寒冷地や登山には700~800FPの高品質なダウンジャケットがあると安心でしょう。また、雪山など猛烈な寒さの場所に行く場合は、800FP以上のダウンジャケットが必須です。
(因みに、キン肉マンは93万パワー)
一般的には700FPを超えると上質なダウンといわれているぞ!
私が所有しているロッキーマウンテンのダウンベストは700FPとスペック的には十分!
流石に真冬にアウターとし着るには心もとないが、その他のシーズンでは必要十分の暖かさで、なおかつカッコいいという、まさに至れり尽くせり!
ロッキーマウンテンのダウンベストは製品によるが、殆どが700FP以上なので、安心してほしい。
因みにユニクロのインナーダウンは640FPと、価格に対してのスペックの高さが伺える・・・!
これ一枚をインナーに着用すると、真冬でも薄手のコートでも寒くない。
ファッションの幅を広げてくれるので、とてもオススメ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ロッキーマウンテンのインナーダウンはとても活躍の幅が広いので、オススメ出来る逸品だ。
ブランドヒストリーも皆様の心を擽るに違いない。
ある時はアウター、ある時はインナーダウンと本当に多岐にわたり活躍してくれている
私のワードローブの中で、外せない大事なアイテムだ
ひとつデメリットを挙げるとしたら、インナーダウンとしては価格が高いこと。
一着4万近くするのは財布に優しくはないが、秋冬にしか着用できない厚手のダウンベストと比べ、着用可能期間を考慮するとお得感がある!
何を隠そう、私もブランドアイコンであるCHRISTY VESTを買わず、インナーダウンに手を出したのは、高いから長い期間使えるものにしておこうというケチ臭い発想からなのだ(笑)
消極的な発想ではあるが、かなりいい買い物をしたと思っている!
CHRISTY VESTに比べ値は落ちるので、ロッキーマウンテンデビューアイテムとしては、いい選択とはいえるのではなかろうか!!
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