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BDUとは?ジャングルファティーグとの違いについて!

ファッション

ミリタリー映画では「プライベート・ライアン」が好きです、私です

昨今どんどんミリタリーアイテムが高騰していますね

M65、M47といったパンツを筆頭に、ファティーグ、ecwcs level7といったジャケット・アウター類まで

ジーンズと一緒で時代の移り変わりとともに、値段はどんどん高騰していくので、お目当ての物があれば早めの確保が吉ですな

そんな事情もあって、少々手を出し難くなっているミリタリーアイテムだが、今回は比較的カジュアルに手に取れるBDUジャケットをご紹介!

BDUの意味は?

先ずは略語 BDUとは

Battle Dress Uniform(バトル・ドレス・ユニフォーム)

アメリカ軍に採用されていた軍服ですね

従来は陸軍・海軍・空軍でバラバラの服を身に着けていたところ、規格の統一も目指して開発されました!

そのほうがコスト的にも安上がりでいいっすねぇ!合理主義の大国なのになぜ今までそれをやってこなかったのかは疑問に残るが・・

BDUは凡そ1981年頃に正式採用され、2000年代後半位まで配備されていた様です

割と新しめなので、まだ玉数が多いのがいいところですね、この辺はまた後で

BDUとジャングルファティーグの違い

ここでよく比較対象となる、ファティーグジャケットとの違いをば

細かなディテールや年代が違うのは勿論ですがあと金額ね

個人的に一番の違いは「正装として用いられていたかどうか」だと思っています

ファティーグジャケットは1960年代のベトナム戦争における、高温多湿な気候に対応するために開発され、10年程運用されたのですが、その頃は正装と軍服が区別されていたんですね

ジャングルファティーグはその開発用途から、ジャングルで戦う戦闘服として運用されていました

その為、式典などの畏まった場面では、TPOに合わせて他の洋服(正装・ユニフォーム)を着用する必要があったんですね

 

一方、BDUはどうか?規格の統一を目的に作られた

Battle Dress Uniform(バトル・ドレス・ユニフォーム)

つまり、バトルでドレスでユニフォームなわけですよ!

BDUが採用され始めた80年頃からは、バトルドレスユニフォームが

戦闘着・正装着・勤務着の三役を兼ねるようになっていくのでした!

時代の変化とともに合理的になっていくのは実にアメリカらしい、好き

因みに、ディテールに関しては一番大きなポイントはポケットでしょうか

真っすぐつけられたポケット:BDU
斜めに取り付けられたポケット:ファティーグ

BDUジャケットの特徴

全体像はこちら!

それでは、気になるBDUジャケットのディテールと特徴を見ていこう!

  • ディテール
    • ダブルエルボー
    • 4つのフラップポケット
  • 比翼仕立
  • リップストック生地

特に注目したいのが赤字の2点!要チェックだ!

ディテールについて

少し大きめの襟がついて、4つのポケットがついたシンプルなデザインとなっている

どんなコーデにも合わせ易いのは嬉しいところ

一つ注目したいポイントが、肘の部分!

ダブルエルボーを採用しており、生地が2重となっている

これにより、強度を上げることができ、しっかりとB!(Battle)の拘りも感じられるところだ!

キン肉マンがブラックホールに放った技は「肉弾エルボードロップ」

フロントには4つの大きなポケットが

バックスタイルはシンプルに

男は背中で語れ

比翼仕立

比翼仕立てとは:

コートやジャケットなどの前立てを二重構造にして、前を閉めた時に一番上のボタン以外隠れるようになる仕立て方のことです

これによって、シッカリとした印象を与えることができ、フォーマルな服装で多く採用されている仕立て方ですね!

これが!ミリタリーアイテムに取り入れられているんですよ!

これがBDUのD!Dressたる所以!

ワイルドさの中にあるドレス感!たまらん!

比翼仕立て フロントオープン

これが・・・

ボタンを閉めた状態

こう!

カチッとした印象になりますね

丈夫なリップストック

このジャケットの一番の特徴ともいえるのが、このリップストックの生地

リップストックとは:生地に太い繊維を格子状に縫い込み、強度を高めた生地のこと

ナイロンの繊維が織り込まれていることが多いですね

これにより、裂け等に強くなり、何度洗濯してもへのへのかっぱ!

毎日着用するU!(Uniform)にはバッチリですな!

格子状に縫われているのがわかりますでしょうか

タグにもしっかりRIPSTOPの文字が

この丈夫な生地は現代社会でもしっかり活躍しておりまして、アウトドアブランド等と同様、少しくらいハードな使い方でも問題なし!

日常的に手に取りやすいタフな洋服なのは嬉しいところ!

カラーが豊富

BDUのいいところはカラーが豊富なところです

定番のオリーブ、ベージュなども良いですが、ウッドランドという1981年頃に採用されたカモフラージュ柄は人気があるぞ!

あとは357 Black

ブラックの357というモデルは、特殊部隊やSWATに配備された限定モデル

しかも97年の1年間のみの生産ということもあり、レア×特殊部隊

迷彩柄はコーデの主役にもなるし、黒はコーデを引き締めてくれる!

気分に合わせて複数持ちもありか!?

良心的な価格

所謂近代ミリタリーといわれる此奴

それゆえに嬉しいことに、デッドストック品でも1万円前後という、比較的良心的な価格で手に入るのが素晴らしい(24年11月現在)

これがジャングルファティーグになると、デッドストックの価格は3万円~となかなか高価

各メーカーのレプリカ品も再現性・品質ともに良さそうなので、予算と相談してこちらを選ぶのもアリか

BDUジャケットのサイズ感について

サイズ感に関しては、一般的な日本人体系であればSMALL-REGULAR(S-R)がオススメ

最初のSMALL=全体のサイズ感
後のREGULAR=丈の長さ

サイズの選び方は先ず最初の全体のサイズ感を決めて、着丈を調整が良さそう

注意点として、アメリカの物ということもあり、結構でかめに作られているぞ!

172cm,65kg,普通体系の私で、中にスウェットなどを着ることも可能なサイズ感であることは覚えておいて欲しい!

サイズに関しては首元のタグを確認だ

BDUジャケットのコーディネート

このジャケットの採用背景から、その万能さが既に伝わっただろうか!

まさに日常使いから正装(キレイ目)まで使える器用さ!

率直なレビューとして、生地も厚くなく、扱いやすいこともあり、シーズン問わず活躍するので、一着持っておいても損はない!(今後高騰するかもだしね・・・)

 

例えば夢の国なんかで

太めのチノパンとリュックでカジュアルに、寒かったらサクッと羽織ってみたり

例えばニットを忍ばせて、足元は革靴で引き締め

ちょっとカッチリしてみたり

まさにB!D!U!

阿修羅マンもビックリ!春・秋・冬の三方面で大活躍間違いなしだ!

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