本格的な冬の到来、皆さまいかがお過ごしでしょうか
冬はレイヤードスタイルが捗るので、オシャレを楽しむにはそこそこいい季節でしょうか
夏はどうしても暑くてTシャツ1枚などになりがちですからね・・
今回のターゲットはズバリ”サスペンダー”
このアイテムは冬にも勿論使えますが、本領を発揮するのは春~秋のシーズン
若干時季外れも否めないですが、筆を取りたくなった時が吉日!
本内容はこんな方にオススメ
- コーディネートに変化を入れたい
- クラシックな着こなしをしてみたい
- サスペンダーについて知りたい
- 他の人とちょっと違ったファッションをしたい
- オススメのサスペンダーブランドを知りたい
サスペンダーについて
”サスペンダー”というアイテムと言葉を知らない方はおられないと思いますが、今一度おさらいを
サスペンダー(suspenders)とは
ズボンを固定するベルトのこと
そうなんです、サスペンダーもベルトなんです
もともとリーバイスなんかも、最初はベルトループ無しのサスペンダーボタンのみのジーンズを展開していましたし、その歴史はとても古い
現代ではベルトが主流になりましたがね・・
え?サスペンダーもベルトだって?
・・そうでしたね、ややこしい
因みに、サスペンダーは別名ブレイシーズとも言います
サスペンダーはアメリカ英語なので、通じないことも
ズボンはサスペンダーで吊るのが正装
実はサスペンダーはかなりフォーマルなアイテムでして、正装の際はベルトよりもサスペンダーを着用する方が良しとされています
日本だとどうしても大食い芸能人のイメージがあるので誤解されがちですが・・
普段使わないけど、礼装の場で着用された方も多いのではないでしょうか?
結婚式でタキシードやモーニングを着る場面などなど
フォーマルな装いにはピッタリなアイテムなんですね
ビジネスシーンでサスペンダーを着用してもいいのか?
では、ビジネスで着るのはどうか・・?
私個人の考えでは、ビジネスシーンでサスペンダーの着用はOK!!
元々フォーマルなアイテムですから、ビジネスシーンでも問題ないでしょう
ただし、サスペンダーが見えてしまうのは基本的にはNG
サスペンダーは”見せないこと”がマナーとされています
ジャケットを脱いだ際も同様です、カジュアルでは気にする必要はないですが、ビジネスで着用する際はご注意を
サスペンダーの種類
サスペンダーにもいくつか種類がありまして
ズボンへの取り付け方法による種類の違いがまず2点
ボタン式
ズボンについているサスペンダーボタンに取り付けをする方式
この様にズボンに元々ついているボタンに、サスペンダーを付けて使う
当然ながら、ズボンにサスペンダー用のボタンがないと着用できないが、
モノによっては洋服のお直し屋さん等で後付けが可能だ!
もう一つの種類がクリップ式
クリップ式
ズボンにクリップを挟み込んで取り付けをする方式
こちらはどのようなズボンにも着用可能で、文字通りクリップでズボンを挟み込んで固定する方式
若干ボタン式に比べて不格好に見えてしまうのは仕方ない
実はこの両方を兼ね備えるハイブリット式もあり、いかなるパンツにも対応可能!
迷ったらボタン式とクリップ式の両方で活用できるコチラを選ぶのがオススメ!
取り付け方式以外で、サスペンダーの形で何種類かに分かれている
比較的オーソドックスだと思うものは3点
- X型(背中で交差したもの):オーソドックスなタイプでビジネスカジュアルともにあらゆるシーンで着用可能
- H型(背中で交差しないもの):身体にフィットし快適、あらゆるシーンで着用可能
- Y型(V型)(一本が背中途中から枝分かれしているもの):背中部分がすっきり見え、オシャレかつクラシカルな印象に
この中ならどれを選んでも使い勝手の面はそう変わらない、いずれのシーンでも着用可能なので、柄や見た目の好みで選んでOK
因みに私が愛用しているのはY型のもの
やはり一番クラシカルな印象が強いので!
目指すは英国紳士なのである!
オススメのサスペンダーブランド、アルバートサーストン
上記で私の愛用しているサスペンダーを紹介したが、もう少し深堀をば
サスペンダーのブランド選びで迷っておられるなら、”アルバートサーストン”がオススメ
アルバートサーストンとは
アルバートサーストンは1820年に創業
なんと2世紀もの間、皆さまに愛され続ける歴史ある名門ブランド
サスペンダー(ブレイシス)、ベルトで有名な同社は、現代においても紳士アクセサリーブランドとしてその名をはせており、数々の著名人にも使用されている
いや、著名人と一つに括るのはよろしくない
ハリウッドスターは勿論、なんと、大統領や国王も愛用されているのだ!
購買する理由はこれだけで十分だろうw
デティールとレビュー
私の所持しているものは、ハイブリッド・Y型
お色はネイビー
クラシックな佇まいが素晴らしい
それもそのはず、此奴はMADE IN ENGLAND
着用時には見えなくなってしまうが、イギリスの国旗がニヤリとさせる
ズボンとの接合部分はクリップとボタンを留める部分がついており、
手で簡単に取り外しが可能だ
かといって着用時に取れることはないので、心配無用!
一つ一つの部品が、しっかりと存在感を出していていい感じ
サスペンダーはクラシカルな感じで着用したいと思っていたので、同社のアイテムがピッタリマッチ
英国紳士風に決めるならば、やはり歴史あるブランドかつ、英国産というポイントは外せない!
アメリカも捨てたがったが、トラディショナルファッションを好まれる方は、アルバートサーストンはオススメだ!
サスペンダーのいいところ
そんなアルバートサーストンのサスペンダーを普段着用していて、サスペンダーのいいところ、メリットを2つご紹介!
ズボンのシルエットが綺麗に見える
上からズボンを吊り下げる形で固定するサスペンダーは、ベルトと違ってズボンにシルエットの変化を与えません
その為、ストンと上から下に向かって真っすぐ落ちて、シルエットが綺麗に見えるんですよね!
フォーマルな格好で使われていたということもあり、この辺りの設計は流石
遥昔から存在するのに機能的って心躍りませんか
オシャレに見える
なんだかサスペンダーを付けている人ってオシャレに見えませんか!?w
あまりつけている人が多くないというのも多分にあり、人とちょっと違うのがオシャレとも取れたりしますから・・
カジュアルで着る場合は、サスペンダーを見せる場面も多いと思いますが、ベルトよりも視覚的な印象が強いです
様々な柄のアイテムが出ているので、コーディネートにスパイスを付けることも可能かと!
私は普段あまり身につけないこともあり(普段はベルトメイン)、着用すると気分が上がるのも嬉しいポイントw
サスペンダーの気になるところ
続いて、普段着用していて、サスペンダーの気になるところ、デメリットを3つご紹介!
あくまで私個人の意見ですので、ご参考まで
肩が凝る
ズボンを肩から吊り下げる関係上、長時間の着用は肩が凝ります
パンツだってそう何十キロもあるものではないのですが、やっぱり肩が凝りますw
少なからずそういったストレスはあるので、どうしてもベルトに逃げてしまうのは致し方ない
洋服は楽に着たいもの
着用できるズボンを選ぶ
これはハイブリッド式を選べばある程度解決しますが、ボタン式だとそもそもパンツを選びます
サスペンダーボタンがないと着用できないので
これがクリップ式なら大丈夫かというと、何とも言えません
普段のラフな装い(超カジュアルとしましょう)にサスペンダー着用すると、マッチするかというと怪しいかなと・・
アニメや漫画の世界だと、ふくよかなキャラやナードスタイルのキャラが着用していることが多いと思いますが、そういうことです
適当な洋服にサスペンダーただ合わせればいいわけではなく、ある程度コーディネートを考える必要があると思っています
コンビニに行くようなラフな格好にはサスペンダーはアンマッチでしょう
若干取っつき難さの理由かもしれませんね(ベルトが万能か!?)
ズボンの着脱に時間がかかる
これも上から吊り下げるスタイル故の悩み
急いで個室に行きたい時に、サスペンダーを外す手間はありますw
その数秒のロスが致命的なエラーになることもあるかもしれないので・・
些細なことかもしれませんが、たまーに面倒臭いなとはなりますw
エンディング
よくサスペンダーはダサいといわれることもある
一言だけ申し上げると、サスペンダーはダサくない!!
一部の偏見や先入観が先行しているように思われる(イメージつくのでは?)
正しい着用方法で、しっかりとコーディネートを選べば、とても格好いいアイテムなので、これを気に手に取ってもらえればこれ幸い
最初は安いノーブランドでも全然OKだと思います
因みに、サスペンダーを格好良く着こなすのに重要なのは、ズバリ体系だと思っています
身も蓋もない話とも捉えられますが、体系で似合う服ってあるじゃないですか・・
例えばTシャツ一枚のスタイルは筋肉があった方が映えますよね
個人的にはふくよか過ぎてもNO,華奢過ぎてもNO,程よい筋肉がついて、ワイルドに着こなすのが一番格好いいと思うんです(勿論好きな様に着るのが一番いいです)
特にワークスタイルだと、もりもりの方がヘンリーネックにサスペンダーONジーンズとか最高ですよね
私はそれには遠く及ばないのですが、サスペンダーを格好良く着るために、筋トレに励もうと思います
・・・来年から
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