こんにちは、ばるです。
皆さんはジーンズを育てた経験はありますでしょうか。
一昔前だと、誰しもがお気に入りのジーンズを所持し、じっくりと育てたそうな。そうでもないそうな。
方や現代の若者はどうなのかというと、私の周りではほとんどジーンズを育てた経験がないということに。
ファッション感度が高めな人はその限りではないと思いますが、今は安くていい感じのジーンズが出回っていますからね。
ユニクロや、ZARAといったファストファッションが人気を博しているところで、わざわざ高いジーンズを好き好んで買うこともないと。
そしてこれは他人事ではなく、何を隠そう私もジーンズは何でもいいやの考えの一人(でした)!
ユニクロのデニムとか滅茶苦茶いい出来なんですもの。それが3~4千円台で買えるんですもの。(2019年当時)
そりゃあ、お金があれば良いもの買いたいけど・・・と。
しかし、ファストファッションのデニムでは出せない魅力が、ビンテージやリジットデニム、レプリカジーンズにはあるのだ!
この記事は以下の方にオススメ
- 初めてリジッドデニムを買う
- リジッドデニムに興味がある
私が初めてリジッドデニム(リゾルトのジーンズ)を買った時の体験談を踏まえた、レプリカ(リジッド)ジーンズ入門編です
一度リジッドデニムを買ったら、その魅力にハマってしまいました!
(その後2本目買いました!↓)
リジットデニム買ってみる!?
初めての本格的なデニム選び
私はジーンズに関しては数十年ユニクラーでした。
勿論巷のオシャレな方々がじっくりジーンズを育てているのは知っていましたし、カッコイイなと思っておりましたとも。ええ。
だがね、ジーンズにウン万円も払えるかと!
ユニクロも結構ナウいし、貧困サラリーマンには有難すぎる価格設定だし、
とはいうものの、SNSでカッコイイジーンズを見ては、その度にブランドをネットで調べてと、憧れがあったのも事実。
そんな時某セレクトショップで今回ご紹介するリジットデニム、リゾルトに出会ってしまったのです。
購買意欲をそそられない様、敢えて避けてきたレプリカジーンズ・・リジットデニム・・育てるジーンズ・・
そうなれば最後、あれよあれよと試着をし、購入までのスピードは40秒だ。
そんな感じで念願のリジッドデニムを入手してしまったわけですが、これが本当にいい。私の様にジーンズは万年ユニクラーだった方も、是非手に取ってみて欲しい。彼是20年近くユニクラーだった私が言うのだから間違いない。
そして以来好んでレプリカジーンズ等を買うようになったのでした(完)
リゾルトとは?
幾多のレプリカジーンズブランドがある中、今回私が初めてのリジットデニム・レプリカジーンズとして選んだのはRESOLUTEというブランド
2010年の設立とジーンズブランドとしては歴史は浅いものの、マニアの間で国産ジーンズブランドの頂点とも言われている『リゾルト』。その理由に、ブランドを語る上で欠かせない日本ジーンズ界の重鎮、デザイナー林 芳亨氏の存在がある。若き日の『リーバイス』への憧れが発端となりジーンズ作りへの道を歩み始めた林氏は、1988年の『ドゥニーム』の設立に伴いデザイナーとして参加。空前のレプリカジーンズのブームを陰ながら支えてきた。退社後、原点に立ち返る意味も込めて自身のブランド『リゾルト』を設立し今に至る。
https://mens.tasclap.jp/a607
上記の説明にもある通り、比較的新しいブランドではあるが、既にジーンズの定番としての地位を手に入れている。
商品に関して一切の妥協はなく、ALL MADE IN JAPAN。
そしてラインナップも4型だけという、潔さ。(後に追加されました)
これには何年たってもずっと定番の型を!常にスタメンを!という意図があるらしい。
確かに最終的には定番品に回帰しますからね、うーんアッパレ!
因みに素材はコットン100%です。エイジングが楽しみ。
そしてその4型というのは、「710」「711」「712」「713」の4種類。
その中でもド定番は「710」
こちらは、1960年代のリーバイスのヴィンテージジーンズを基に作られており、私が所持しているのもコチラ。以下コチラのサイズ感などを見ていく。
リゾルト710のサイズ感
身長170CM、体重60キロ前後のやや痩せ型の私は、W32 L31をチョイス。
Wは31でも良かったのだが、ちょっときつすぎたのでワンサイズUP。
なお、履くにつれてシッカリ自分の身体に馴染んでくるので、タイトなジーンズに捻じ込んで、徐々にジャストフィットに馴染ませるのがサイズ選びのコツ。
サイズ選びの王道を避け、初期の辛さから敢えて1サイズUPをしたヘタレな私ですが、それでもシルエットは全然キレイ。なので、増量が心配とか、入らなくなったらどうしようと考える人は、そういう選択もアリかも・・・?
リジットデニムは洗濯すると1-2サイズ縮むこともあるので、ご注意
ブランドの説明書きに書いてあることも多いですが、店員さんに聞いてもみると縮むかどうか教えてくれますよ
顕著なところだと、LVC(リーバイスビンテージクロージング)なんかは2サイズ程縮むので、それを見越して買うケースが多いです
フロントはボタンフライ。因みに万年ユニクラーだった私は、最初は不安もあったのですが、こちらも馴染むにつれ、着脱が容易になるのでご安心を。
一度ボタンフライになれると多分抜け出せなくなります(体験談)
なんなら脱ぐ際はジッパーフライより早いので、急いで脱ぎたいシチュエーションではいいかもしれない。
今ではボタンフライ大好きです
リジッドデニムの特徴について
ここからはリジッドデニム特有の特徴を
リジッドデニム初体験時はこれだけ覚えておけばOK!
リゾルトに限らず、ジーンズ全般に当てはまる内容です
セルビッジ
セルビッジは多くの生デニムで採用されています
ジーンズの裾に下記画像の処理がされています
普通のデニムと何が違うのかというと、製法が違います
簡単に言うと、通常のデニムより生地を多く使う必要があり、旧式の織機で作られる為、生地がゴワつきます!
それがいい色落ちに左右してくるというわけです!
なので、リジッドデニムはセルビッジという人が多いんですね!
セルビッジのことを”耳”といったりします
こちらはブランドによってステッチのカラーが異なり、面白いポイント!
羽毛立った表面生地
買ったばかりのリジッドデニムは、生地に羽毛立ちがあります
これは製品不良ではなく、生地についた余分な羽毛が表面に見えているのです!
洗いが掛けられていたり、加工されているジーンズでは羽毛立ちが見受けられないので、初めて見る方も多いかもしれません!
履き込んでいくうちに、この羽毛立ちが摩擦とともになくなっていきます
そして徐々に色落ちが進んでいくという訳です
デニムの捻じれ
下記画像をご確認下さい
ジーンズが捻じれているのが分かりますか?
これはジーンズの織り方の綾織りの特徴で、不良品ではないです
ねじれがなぜ発生するのかというと、ジーンズの縦および横糸が交差すると、その箇所が膨らんで見えます
そこが繋がっていって、捻じれていきます、織り方によってどっちに捻じれるかはまちまち
大衆向けジーンズは捻じれ防止加工がされているので、これもリジッドデニムを初めて買った時に目にするかもしれません
敢えてねじれ防止加工をせず、味を楽しむ、それもリジッドデニムの楽しみ方
故にねじれ防止加工をしてないブランドも多いです
ちなみに、リゾルトはメチャクチャ捻じれます!
リジッドデニムの洗濯方法!洗濯していいの?
初めて生デニムを買った時に気になるのが、洗濯はどうすればいいのか?という疑問
- いつ洗濯すればいいのか
- そもそも洗濯していいのか
それに関しては色々な意見があると思いますが、
先ずは気にせず普段通り洗濯することを、私はお勧めします
気にしすぎて履けなくなるのが一番悲しいですし、衛生面でも抵抗がある人も多い筈
むしろ洗わないと汚れの蓄積により、破れなどが起こりえます
なので、最初の1本は理想の色落ちを模索するものとして、自由に楽しむのを推奨します!
履き込んでいったジーンズを見て、その色落ちを見て思うところもあるでしょう
そこで気づいた理想の色落ちを、次回以降、2本目以降で目指していくのがよいかと!
その際はジーンズの知識も増えていると思うので、糊付けでも根性履きでもしてください!
ただし、初回の数回は色が抜けるので、他の物とは一緒に洗濯するのはNG!
肩に力が入らない、ファッションアイテムがジーンズの魅力
気にせず洗濯するのが良いかと
因みに、このリゾルトのオーナーの林氏は、ガシガシ洗うことを推奨しています
洗濯後は普通にハンガーで干して大丈夫です
筒状に干すと、通気性が良くなり内側までよく乾くかつ、形が整うのでオススメです
まとめ
以上、リゾルトのジーンズに関してでした。
高級ジーンズに興味があるも、挑戦する勇気が出ない人の背中を押せればこれ幸い!
一から自分だけのジーンズを育てる
それこそが生デニムの醍醐味なので、是非1度は経験してもらいたいです!
リゾルトの洗濯縮みについて↓
コメント