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【細部に宿る】BIGYANKのワークシャツの魅力【拘り】

ファッション

1930年といえば、恐慌の煽りを受け、ニューディール政策等で経済の復興が目指された時代ですね。

ファッション関連で言うと、西部劇が流行り、ジーンズが一般市民に認知されたとも云われています。

そしてその火付け役となったのが、やはり我らのリーバイス!

では、ジーンズの相棒ともいえる、ワークシャツは?というと、ズバリBIG YANKではなかろうか!

BIG YANKのワークシャツは1930年代の労働者に愛された逸品である!

今一度ここで改めて至高の名品紹介させていただきたい!

ワードローブの中のBIG YANKについて

  • オールシーズン使える汎用性
  • 細部に拘ったデティールが、着用時のテンションを上げてくれる

もしシャツを1着しか所有できないとなったら、私は恐らくこれを選びます
それ位気に入っているワークシャツなので、色々な人に知ってもらいたい

BIG YANKとは

1919年代に、労働者向けワークブランドとして登場したのがBIG YANK

その発祥の地はシカゴ

ワークシャツとしての機能性を重視し、様々なディテールの工夫を凝らし、当時の労働者にオオウケしたのがここのワークシャツである

第二次世界大戦時には軍に多くの製品を納品したが、1980年代には惜しくもブランドを畳んでしまった・・・

だが悲しむことはない、2012年に僕らのANATOMICA(アナトミカ)が、血のにじむような研究の末、当時のディテールを再現しつつ、ブランドを復刻したのだ!

ANATOMICAさんありがとうございます!

拘りのディテール紹介

こちらが私が所有するシャツ

既に普通のワークシャツとは違ったディテールが見えてくる
1935年の復刻モデルだ

先ず目に飛び込んでくるのが、左右非対称のコンビニエントポケット(ガチャポケ)

左右それぞれ順番に見ていこう!

それでは、各デティールをチェック!

左右非対称のポケット ~左胸~

左右非対称のコンビニエントポケット(ガチャポケ)!

この左右非対称のポケットがなんとも目を引く

しかし、ただのデザインでないのがBIG YANKの、ワークウェアとしての機能美を追求した企業努力の賜物である

先ずは左のポケットに注目だ

こちらは主にタバコを入れるためにつけられたもの

当時は愛煙家も多く、仕事道具として必須だったのが想像できますね

このポケットですね、実は下部が縫い付けられていないのです

どうやら汗をかくと、ポケットに入れたタバコが濡れてしまうとのことで、あえてこの様なデザインにしたとのこと

こういった細かい気遣いが、当時の労働者に愛された理由の裏付けなのでしょう

左右非対称のポケット ~右胸~

お次は右胸のポケット

こちらは当時メモ帳や、適当なものを入れていたことが予想される

また、上記の様にペンを収納する専用のポケットも収納されている!

このデティールは、現代の工場の作業着等にも採用されています

1930年代に生まれた技術や拘りが、今でも継承されて、愛されているということ・・・

それって、素敵やん?

ストームカフス

袖口に注目だ!

このシンプルな袖口は、剣ボロを省略したもの

これにより、工場で機会に巻き込まれるのを防止したり、間から不純物が入ってこないように考えられた設計

剣ボロ

誤って剣ボロのボタンが外れてしまったら、袖口が”ブラリ”となってしまい、非常に危険
安全基準に基づいた合理的な設計

当時を再現したタグ

タグは、当時使われていた物を忠実に再現

こういったのって、どうやって当時の資料を集めて再現するんでしょうかね、気になる・・

素材について

素材はコットン100%

オールシーズン着用できる、作業着としての側面が強いのか、厚みはそこまでない

光にあてるとシッカリ透ける

光にあてると透け感はあるが、普通に着ていて、生地の薄みは感じられない

オックスフォードシャツよりは薄手であるが、中のインナーが透けることはないのでご安心を

素材感はしっかりと高級感のあるインディゴ調

ブルーの発色が非常に良い

サイズ感について

当時のワークシャツを忠実に再現したディテールに、心躍った方も多い筈!

サイズ選びの参考として、172CM,65㎏、普通体系が選んだチョイスは「15サイズ」

ワンサイズ下げるときつめ、15サイズでジャスト~15Hでもありかなという感じだ!参考にされたし!

筆者
筆者

普段ユニクロのシャツはMサイズを着用

まとめ

当時のこだわりを忠実に再現したBIG YANKのワークシャツ

少々お値段は張りますが、正直滅茶苦茶オススメ!

薄すぎず、暑すぎずで春~秋まで使え、数年前に購入して以来ヘビロテしている

もしサイズアウトしても、新しいサイズで必ず買い直すだろう

 

後になってわかったことだが、私の一押しのブランドWorkersの舘野氏が、BIG YANKの製造を手掛けていたということを知り、更に愛着がわいてしまった

因みに、裾のニョロニョロの正体を知っていたら誰か教えて下さい

何かのデティールなんだろうけど・・

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