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【関家具】オカムラのオフィスチェアとの比較 【エルゴヒューマンのレビュー】

雑記・その他

前回に続き、椅子ネタで失礼いたします

オカムラのシルフィーを所持していたのですが、関家具のエルゴヒューマンも入手する機会があったため、比較レビューとして、一本おいておくことにしました

エルゴヒューマンについて

昨今この名前を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか

エルゴヒューマンは製品の名称で、九州の関家具という会社から発売されています

ハイエンドオフィスチェアとして度々話題に挙がるエルゴヒューマン

タイプはヘッドレスト付きのHighと、ヘッドレストが付属しないLow

そしてProモデルとEnjoyモデルで別れています

モデル名機能
Proランバーサポート/前傾チルト機能有
Enjoyランバーサポート/前傾チルト機能なし
名称ヘッドレスト有無
Highヘッドレスト付き
Lowヘッドレスト無し

所謂上位モデルがProで、廉価モデルがEnjoy

それらを組み合わせて”エルゴヒューマン + Pro + High = エルゴヒューマンProHigh”
【ランバーサポート/前傾チルト機能付き、ヘッドレスト付き】

ということになります。

ややこしいので、もう少し細かく比較すると・・

エルゴヒューマンプロとエンジョイの比較

カタログスペックは下記の通り

結論を言うと、前傾チルト機能と独立式ランバーサポートの有無しか大きな変わりはないので、この機能が欲しければProになります

エルゴヒューマンプロ(High)エルゴヒューマンエンジョイ(High)
ヘッドレストの高さ角度調節
リクライニングテンション調整
バックレストの高さ調節
4Dアームレスト
座面調整
前傾チルト機能×
独立式ランバーサポート×
サイズW700×D665×H1150-1315mmW680×D645×H1135-1365mm
座面の高さ455-540mm450-530mm
重量約23KG約24KG
価格¥198,000¥148,500

ランバーサポートとヘッドレスト(High)はオプションなので、欲しい人はつけるといった形になります

私が持っているのはプロのHighですが、特に拘りが無ければコチラがオススメ

やはりこのランバーサポートが欲しくて買ったところもあるので、”Pro”一択でした

High or Low は予算に余裕があればHigh、なければLowでもいいと思います

身長が170以上ある人はHighの方が使い勝手がいいかもしれません

Ergohuman Proのレビュー

全体の外観はシンプル

今回チョイスしたのはオールブラックで、シックで無機質な感じがとても良い

全面メッシュとなっており、通気性も抜群

それでいて冬場は寒い、といったこともなく、快適

ひじ掛け

大部分がメッシュで無機質な感じですが、ひじ掛けはソフトな柔らかい素材でできている

肘を長時間置いても、痛くならないのは嬉しい

ひじ掛けは内側と前方向に動く様になっている
ボタン等を押しながら、といったことは不要なので気軽にポジションチェンジが出来るのはラクチン
かといって、勝手に動くわけではないのでご安心を

可動方向

勿論、高さ調整も可能で、高さ調整をする際は側面のボタンを押しながら行う

ランバーサポート

エルゴヒューマンといったら、このランバーサポート

独特な形状のランバーサポートが腰部分をグッと後ろからサポートしてくれる

横から見ると背もたれよりも前方向にきているのがよくわかる

ランバーサポートのお蔭か、長時間座っていても腰が痛くなることはない

ランバーサポートはProにのみ付属するので、ご注意を!

ヘッドレスト

ヘッドレストの可動域は結構あり、斜め45度くらいは持ち上がる

深くリクライニングしたときに、首のポジションを変えるときに便利

注意:ヘッドレストが必要ならば、Highモデルの選択を!

個人的には必須レベル

オットマンは必要?

これは人によって異なるのですが、ぶっちゃけ課金してまで追加する必要はないのかなと思います

原始的にはなりますが、ストールで同じような役割を担えるので、私はそうしていますw

足を延ばしてゆっくりしたいシチュエーションも多くないので、どういうシチュエーションで使うかを想定するといいかもしれません

オカムラのシルフィーとの比較

ここからはオカムラのシルフィーと、関家具のエルゴヒューマンの比較を

独自の視点でみた個人的見解は以下の通り

シルフィーエルゴヒューマン
座り心地
包まれ具合
リクライニングの使い勝手
アームレストの使い勝手
見た目
重量

なお、エルゴヒューマンプロの座り心地や使い勝手は文句なしです

一言で表すと、「ランバーサポートが滅茶苦茶いい」です

逆に、”ランバーサポートがないモデルだと、オカムラのシルフィーに軍配が上がる”と思います

座り心地は

これに関してはシルフィーの勝ちです

が、シルフィーはというより、素材の違いでしょうか

シルフィー=クッション

エルゴヒューマン=メッシュ

上記の様になっており、メッシュのエルゴヒューマンは長時間同じ姿勢で座っているとケツがいたくなりますw

腰はランバーサポートのお蔭で快適なのですが、お尻は少々痛い・・

半面、掃除が楽などのメリットもあるので、ここはお好みでしょうか

左:エルゴヒューマン 右:シルフィー

リクライニングの使い勝手

ここがエルゴヒューマンを買った決め手の一つなのですが、

シルフィーの場合は反発が弱く、エルゴヒューマンはかなり強いです

普段背中を預けて座るスタイルなのですが、シルフィーだと反発が弱く、前を向くために首をしっかり座らせることで、少し首が痛くなります
また、背中に空間が出来てしまい、腰の疲れも少々・・・

他方、エルゴヒューマンはいい感じに反発してくれるので、いい感じに背中を押し返してくれます

また、独自のランバーサポートが腰から持ち上げてくれるので、自然に背中を預けた時に、いい感じのポジションを確保しやすいです

本来椅子は正しい姿勢で座るべきなのでしょうが、私の様に背中を思いっきり預けて、だらけたスタイルで座る事が多い方は、リクライニングの反発の強いものがオススメですw

その他

他の機能についてはぶっちゃけどちらも似たようなものでした

多くのハイエンドオフィスチェアは基本的な機能はどれも似たり寄ったりなので、上記で挙げた様な、背面の反発などの座り心地で選ぶといいでしょうか

ひとついうと、エルゴヒューマン滅茶苦茶重いので、一人で2階などに運搬するときは注意です
引っ越しや模様替えが多い人は、椅子の重量も見ておくといいかもしれません

オフィスチェアを初めて買おうと思っている人へのオススメは?

個人的にはオカムラの製品をオススメします

シルフィーを使ってみて思ったことですが、オカムラはやはり長年オフィス用品を製造し、納めている実績から、万人受けするような丁寧さがあります

筆者
筆者

100点は取れずとも、7~80点は誰が使っても取れるのではないかと思います

どうしても「リクライニングの角度に拘りがある」、「高反発のランバーサポートがいい」、

といった求める機能が明確で、完璧を目指したい!といった方はエルゴヒューマンの様な椅子を選ぶといいでしょう

ただ、エルゴヒューマンはこの独特のランバーサポートが合わない、といった口コミなどもあるので、ご注意(それくらいオカムラと比較すると椅子として尖っている印象です)

先ずは最低限の機能があって、座り心地のいい椅子が欲しいといったフワッとした考えであれば、全ての点でしっかりまとまっているオカムラをお勧めします

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